概要
三井住友プラチナプリファードを効率よく使うため、獲得ポイントのシミュレーションをしてみました。
クレジットカードやスマホ決済では何かと"還元率"が注目されますが、その他に"年間獲得ポイントから年会費を引いた額"(=実質的な収支の絶対額)の狙いどころも把握しておきたいところ。
本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの入会1年目における獲得ポイントのシミュレーション結果をまとめます(2年目以降についての記事へのリンクは本記事の最後にあります)。
ちなみに本記事の作成時点で、既に私はこのカードを発行して3年目なのですが、入会1年目は特典の充実っぷりがすごいので、まとめておこうと思いました。
注意
本記事の内容は、個人的なシミュレーション結果に基づくものです。シミュレーションの正確性や、その前提条件が誰にでも当てはまることを保証するものではありません。
またクレジットカードのサービスや特典に関する正確な情報は、発行元のホームページ等をご確認ください。本記事の内容は、本記事を作成、更新した時点の情報をもとに記載しています。
三井住友カード プラチナプリファードとは
プラチナプリファードについて簡単に説明します。
ポイント特化型のクレジットカード
私が使用しているプラチナプリファードは、ポイント特化型のクレジットカードです。
"プラチナ" でありながら "ポイント" に特化した、ある意味で庶民的?なコンセプトです。
年会費33,000円 (税込) ですが、うまく使えば年会費を大幅に上回るポイントを貯められます。
- 基本還元率 1%
- 毎年100万円の利用ごとに10,000P (最大40,000P、家族カード利用分を合算可)
- プリファードストア (特約店) の利用で還元率アップ (+1%~9%)
- つみたて投資 (5%、つみたてNISAも対象)
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+5%)、外貨ショッピング利用特典(+2%相当)、ポイントUPモール、ココイコ!等々…
(その他、一応プラチナなので付帯サービスもそれなりです)
詳細は、ポイント特化型プラチナカード PLATINUM PREFERREDのページにて確認できます。
入会時~1年目
特に、入会時~1年目の特典がとても大きいです。
特典 | 概要 |
---|---|
新規入会&ご利用特典 | 入会月の3か月後末までに40万円利用で40,000P |
夏のキャッシュレスプラン 増額キャンペーン! |
最大15,000P ※このポイントは有効期限6カ月間 [特典1] 新規入会で1,000P [特典2] 利用金額の10%還元 (最大14,000P) |
SBI証券口座開設プラン& 株式取引キャンペーン |
最大15,000P [特典1] 口座開設+クレカつみたて設定で最大5,000P [特典2] 特典1+株式買付で最大10,000P |
三井住友カードつみたて投資 (つみたて投資ポイントアッププラン) |
毎月最大2,500P (積立額の5%還元、NISAも対象) |
ご紹介特典 | 当サイトからのご紹介 (本記事の最後) で10,000P |
※キャンペーン等の内容は時期によって異なるため、最新の情報は公式Webサイトをご確認ください。個人的な感覚としては、名称は変わっても同じようなキャンペーンが常設されています。
最初の40万円利用を達成すれば、1年目の年会費を即ペイできます。さらに獲得したポイントは高還元率でプラス収支になります。
特典を活用すれば、最初の1年間で10万P獲得!といったこともできます。
2年目以降
2年目以降も毎年、以下の特典を利用できます。
特典 | 概要 |
---|---|
継続利用特典 | 毎年、前年100万円の利用ごとに10,000P(最大40,000P) |
目安として、年間200万円の利用により、この継続利用特典の20,000Pと、通常の還元率1%による20,000Pを合わせて計40,000P獲得でき、年会費をペイできます。
さらに、プリファードストアの利用やつみたて投資等、さらに獲得したポイントは高還元率でプラス収支になります。
2年間弱で貯まったポイント
私の場合、2年間弱使って14万ポイント貯まりました。
2年目の継続特典をまだ受け取る前で、またクレカつみたて投資も開始する前の時点です。
まだまだこのカードを使いこなせていなかったので、もっと貯められたなぁ、と思います。
ただ逆に言うと、とりあえずこのカードに支出をまとめれば、あまり深く考えなくてもポイントをたくさん貯められた、という印象です。
支出ルートの整理の仕方の例
以下の記事は、1枚のクレジットカードに日常の支出をまとめた活用例です。
こんな方にオススメ (チェックリスト)
プラチナプリファードとの相性が分かるチェックリストを用意しています。
相性◎の方にはオススメです。
獲得ポイントのシミュレーション
続いて、入会1年目の獲得ポイントについてのシミュレーション結果です。
シミュレーションの前提条件
私の実経験から、誇張の無い範囲で設定してみたつもりです。
シミュレーションに含めている特典等
以下の特典等によるポイントを計算に含めています。
入会時特典
- 新規入会&利用特典 3ヶ月で40万円利用により40000P
- キャッシュレスプラン増額キャンペーン(の特典1) 2ヶ月で15%還元(最大15,000P)
入会時特典以外
- プリファードストア(特約店)の利用
- プリファードストア利用による還元率アップを、利用金額の5割で+1%として計算
目安として、普段使いのスーパーとドラッグストアがプリファードストアに該当し(+1%)、その他のプリファードストアの利用(コンビニ等で+7%)を均したくらいの想定です。
利用されるお店やサービスによって変わります。
- プリファードストア利用による還元率アップを、利用金額の5割で+1%として計算
シミュレーションに含めていない特典等
以下は計算に含めていないので、獲得すればさらにポイント加算されます。
入会時特典
- キャッシュレスプラン増額キャンペーン(の特典2) (1,000P)
- SBI証券口座開設とつみたて投資でさらに最大20,000円相当Vポイント
- ご紹介特典 10,000ポイント (当サイトからのご紹介は本記事の最後)
入会時特典以外
- つみたて投資(5%)
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+5%)
- 利用するお店やサービスで貯められるポイント(独自ポイントや、Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント等々を別途貯められるお店も多いです)
1. 利用金額 対 獲得ポイント
年間の利用金額に対する獲得ポイントについて、3つのシミュレーション結果を記載していきます。
Aが基本還元率1%、Bが入会時特典を足した分、Cがさらにプリファードストア(特約店)の利用を足した分です。
○の吹き出しは、キリの良い利用金額における獲得ポイント数と実質還元率です。
利用金額が40万円に達したときの40000P加算 (Bの箇所) による底上げ効果がすごいです。
年会費を一気にペイできますので、それ以上の利用は高還元率ですべてプラス収支になります。
2. 利用金額 対 実質還元率
続いて、年間の利用金額に対する実質還元率についてのシミュレーションです。
40万円の時点での実質還元率、15.25%が異常ですね…。
実質還元率としては、利用金額が増えるにつれ、てい減していくものの、300万円の利用で3.3%相当なので、高い還元率をキープできます。
3. 利用金額 対 年間獲得ポイントから年会費を引いた額
続いて、年間の利用金額に対する、実質的な収支の絶対額(年間獲得ポイントから年会費を引いた額)についてのシミュレーションです。
一般的な家計収支においては、還元率の他に、この数字を重視すべきかと思います。
前述のシミュレーション結果と同様に、40万円を利用した後は収支がプラスになります。
シミュレーション結果まとめ
上記のシミュレーション結果をまとめます。
入会1年目の狙いどころ
プラチナプリファードならではの狙いどころは、以下です。
必須条件
まず、年会費33,000円をペイできる条件です。- 入会月3か月後までに40万円利用する
- 入会月3か月後までに40万円利用する
高還元率を重視した場合の条件
(40万円の利用時点で15.25%になりますが、1年目は特殊なので省略します)
実質的な収支を重視した場合の条件
プラチナプリファードならではのパフォーマンスを発揮する利用方法です。- 入会月3か月後までに40万円利用した後は、"ピッタリ"は気にせず使ってOK(※)
- つみたて投資(5%)や家族ポイント(最大+5%)による追加ポイント獲得
(※)2年目以降と異なり1年目は還元率がてい減していくものの、実質的な収支の絶対額という意味では、使えるだけ使って高還元率でポイント獲得すると良いでしょう。その際、200万円や300万円の"ピッタリ"は気にする必要性はありません(2年目以降では少し気にしておくと良いです)。
さらに獲得できるポイント
前提条件に記載した通り、今回のシミュレーションには以下のポイントを含めていません。
これらを獲得すればさらにポイント加算されます。
シミュレーションに含まない入会時特典
- キャッシュレスプラン増額キャンペーン(の特典2) (1,000P)
- SBI証券口座開設とつみたて投資でさらに最大20,000円相当Vポイント
- ご紹介特典 10,000ポイント (当サイトからのご紹介は本記事の最後)
その他のサービス等
- つみたて投資(5%)
- 家族ポイント(最大+5%)、Vポイントアッププログラム(最大+5%)
- 利用するお店やサービスで貯められるポイント(独自ポイントや、Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント等々を別途貯められるお店も多いです)
つみたて投資系の還元率としては最高クラスなので、つみたてNISAや投資信託等をされる方は、SBI証券とセットで利用すると良いです。
家族ポイントについても、身近(二親等以内)に三井住友カードのユーザがいれば(いなくても入会してもらって登録するだけでOK)、それだけで還元率アップするのでオススメです。
例えば、1年目に特典をフル活用した場合、以下のようにポイント獲得できます。
参考情報
公式ページのシミュレーション
公式ページで、年間の利用金額をもとに獲得ポイントのシミュレーションが可能です。
※実は、この公式ページのシミュレーションがちょっと分かりづらかったので、自分でシミュレーションすることにしました。
まとめ
本記事では、三井住友プラチナプリファードカードの入会1年目における獲得ポイントをシミュレーションした結果をまとめてみました。
この記事を作成しつつ、今後はつみたて投資や家族ポイントで、さらにポイントを効率よく貯められるよう準備中です。
(余談)Oliveへの乗り換え予定は無し
Oliveフレキシブルペイにも同じくプラチナプリファードがありますが、私にとっては制約事項が多い割にメリットを見出せないので(三井住友銀行からの引落し必須、家族カード不可、等)、当面のメインカードは、この三井住友カードのままで良いと判断しています。
(余談)カンの良い方はお気づきかも知れませんが
このカードは入会1年目が高還元のピークです (2年目以降も十分に高還元ですが)。
まずは試しに1年間使ってみて、気に入ったら2年目以降も継続、やめる場合は2年目の年会費支払いが確定する前に解約という作戦もあります。
※入会1年目の特典を受け取ることができるのは、1人につき1回限りです。
"新規入会&利用特典 40,000ポイント"が付与されるのは、カードご入会月の4ヵ月後の15日頃です。これは、"1年で解約したもの勝ち"が成立しますね…。
対して、2年目以降の継続利用特典(前年100万円の利用ごとに10,000ポイント(最大40000ポイント) )の受け取り日は、次年度の年会費を支払うことが確定した後です。解約を検討される際には、その点にご注意ください。
1年目の特典をフル活用してポイント獲得する方法については、以下の記事をご覧ください。
最後に、お得なカード発行方法についても記載しておきます。ご検討の際に活用ください。
通常よりお得なカード発行方法まとめ (早見表)
当サイトからのご紹介という形で、追加のポイントがもらえる等、公式ページで直接発行するよりもお得な方法をいくつかご紹介します。よろしければどうぞ。
正確な情報や最新の情報については、当該組織等の公式情報をご確認ください。
本記事をリンク等を利用して申し込んだ際、何らかの理由でポイント等を獲得できなかった場合、当サイト側で調査等はいたしかねます。ご了承願います。
申し込み時の個人情報等が当サイトに提供されることはありません。ご安心ください。
以下、早見表形式のリンク、コード集です。
カード種別 | 紹介リンク、紹介コード等 |
---|---|
エポスカード (通常) & ゴールドカードお得ルート |
ご紹介番号: 23112564307(2024年3月31日まで有効) |
三井住友カード各種 (ゴールド(NL)、プラチナプリファード等) ※規約によりご紹介URLは一般公開禁止 |
友人募集(トクフレ)はこちら |
Oliveアカウント (フレキシブルペイ) |
(Oliveアカウント登録&10,000円の口座入金で1,000P) 紹介コード:SF00149-0036590 |
楽天カード (通常) | |
楽天プレミアムカード |
使い方
上記バナーリンク(画像)をクリック(タップ)して開いた画面からカード発行等を申し込むことで、特典のポイントを獲得できます。
特典を獲得するための条件や詳細はリンク先のページをご確認ください。
紹介コード等があるものは、申込時の入力欄でお使いいただけます。
各カードの詳細は後述します。
(ご参考) ポイントサイト
ハピタスをはじめ、各種ポイントサイト経由でのクレジットカード発行を検討される際には、よろしければご利用ください。
カード種別 | 紹介リンク、紹介コード等 |
---|---|
ハピタス (紹介特典あり) |
ハピタス以外の各種ポイントサイトの紹介リンクについては、以下をご覧ください。
(ハピタス、モッピー、ポイントインカム、Gポイント、ECナビ、ちょびリッチ、等)
詳細
詳しい説明については、以下の記事をご覧ください。